デグチの奮戦日記

 我がオーディオの最終機器

最終機器であるグライコ(写真下、右下)が入り、私のオーディオがついに完成をみた。
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アンティフォンの松居さんに診ていただきながらも15年以上。EL34や300B真空管アンプを利用した4way+1のマルチアンプシステム。前職での退職金をはたいて持ち帰った思い出深いスピーカから始まり、松居さんと出会わなければタイムアライメントやアクティブネットワークなどを全く知ることもなかっただろう。松居さんに感謝!!。とても感慨深いものがある。
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 最終構成図のpdfはこちら
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 AudioPhisicスピーカーをVoyageMPDへ

今まで、一般的なPIONEERのトールスピーカでプラズマのクロ(PDP-6010HD)を挟み、AirMac Expressの2chステレオやBD映画、テレピ放送の5.1chサラウンドを再生していたのだが、いまいち良い音が聴けない。と妻からの評価。そこで、小型のスピーカを中古でゲットし、作ったVoyageMPDのシステム一式を移動させた。SDIM0147.jpg ゲットしたこの小型のスピーカ、AudioPhisicのBAIRON2とその専用スタンドは、オーディオ屋さんが大切にしているのを無理言って譲っていただいた貴重物。

VoyageMPDの2chオーディオ出力やサラウンドのメイン出力には、KT88をつんだエアータイト M-101を再生用アンプとしてあてて鳴らしている。また、今まで集めた96Khz 24bitや192khz 24bitの音楽データは、QNAPのNAS上でLINN DSのAKURATEやOPPOのBDP-95などと共有再生している。

このスピーカにより明瞭度がいっきに増し、Linn Recordからダウンした室内楽などが上品に弦の音を奏でおり、妻も聞いて満足。妻専用の再生機となっている。こんな小型なのに本当に感動!!。

 個人輸入でOPPO BDP-95

Oppo BDP-95を個人輸入で手に入れることにした。ポチッとアメリカのwebサイトで発注。さて無事届くか・・・とたいへん不安だったが、アメリカよりあっという間に届いてしまった。注文日を含めて驚くことに計5日間でもう手元。

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積まれているチップが良さそうで、DLNA経由の音もVoyageMPD同様、ネット上では評判が上々であるためかなり期待して購入を決定。さらにBDの画質がよさそうなことと、ESATAの端子がついているため、HDDに記録した動画ファイルをISOのまま接続して見るできることなど、SonyのPS3を上回る機能と性能を期待しての入手だった。

外付けHDケースLogitec LHR-DS04EU2を買ってきて、ESATA経由でHDD内のBD-ISOから便利に観ることかできるようにもした。設置完了後に見聞きした結果、DVDやBDの映像の綺麗さには十分な対費効果と満足感が得られた。しかし、DVDではPS3のアップコンバータが優秀であったためか、DVDの再生では若干寂しく感じられた。ネットワーク経由の映像や音はDLNA経由であるため、動画ではPS3MediaServerがPS3同様に便利に使え、m2tsなどをうまく再生できる。また、DLNA経由の音楽はLINN同様にTwonkyMediaが便利に使えるが、残念ながらネット上の評判ほど音は良くないように感じた。やはり2chオーディオでは実力はまだまだ。バランス端子からの音も綺麗は綺麗なのだが、いま一つ演奏者の緊張感が伝わってこない。個人的な評価は LINN >VoyageMPD >OPPO BDP-95の順だろうか。そう考えれば、VoyageMPDはたいしたものである。

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2002年ぐらいから撮りためたHi Vision録画ファイルがHDDに多量にあるため、これを再生するにはこのプレーヤはかなり重宝しそうである。順次、HDDの整理を開始することにした。ただし、このBDP-95のファームを最新にするとm2tsは良いが、BD-isoが再生できないらしい。フォルダ状態で確保しておけば通常通り再生できるそうだ。BD-isoファイルはHDDで約3個分。今後ずっとファームをアップデートしないではいられないだろうから、しばらくしたらBD-isoからフォルダにせねばならないだろう。HDDを整理する上ではけっこう面倒な話だ。

 Ubuntu StudioやVoyageMPDを聞いてみる

我が家のLINN DS AKURATEはただ今、十分満足できる音を鳴らしてくれている。しかし、どうしても試行錯誤の虫がまた動き出す。本来、この試行錯誤の虫が動き始めると、朝から晩まで、食事の最中も試行錯誤の事が頭から離れず、音楽を純粋にのんびり楽しむどころではなくなってしまう。
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それを避けるために、あ、え、て、先に書いた様に、Apple Air Mac Expressでの再生やWindowsパソからの再生などのPCオーディオから、既製品であるLINN DSに移行を決意したつもりだったのに・・・。Ubuntu StudioやVoyge MPDなど虫がウズく情報がネット上で盛んに流れている。で、とうとうまた虫を開放してしまったようだ。

Ubuntu Studioが結構良い音が出るとの噂をきいていたので、ネットよりOSをダウンロードしてインストール。Ububtu OS上のBansheeプレーヤで聴く音は、確かに音は今まで聞いたWindowsベースのPCオーディオより良いように感じるのだが、何か物足りずにいた。当然じっとこのまま聴いていることもできず、Unix系操作は「おてのもの」としている私としては、結局Ubuntu Studioにファイル共有用にsambaやnetatalkをインストールし、iTunesサーバとなるようmt-daapを、PS3のサーバーとなるようps3mediaserverをといろいろ次々にインストール。Ubuntu Studioには音再生以外の他の機能を持たせてもそう音が変わっていない事を確認しつつ、結局は、現在メディアサーバとして利用しているVine Linuxサーバと同じような機能をどんどんインストールしてしまい、オーディオ用というより、メディアサーバのサブ機として利用するようになってしまった。そんな折、友人から「UbuntuよりVoyageの方が音がいいぞ!!」と突然情報が舞い込み、速攻で準備。噂のVoyageMPDを設置してみた。
 
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まずは、昔買ったキューブ型ベアボーンのShattle (AMD700HzCPU)マシンを使ってVoyageMPDをお試しインストールして音を聞いてみる。明らかに明瞭度が上がった音色を確認して、これは行けると自身でゴーサイン。ALIX3D2をネット経由で手に入れ、昔使っていたカメラ用のコンパクトフラッシュ512Mを付けインストール。USB経由でONKYOのDAC-1000Sを鳴らそうとしたが、このDACどうもサンプリングレートが変わる時にうまく追従できず、結局、RASTEMEのRUDD14でUSBから同軸デジタルで出力して、DAC-1000Sへ送ることにした。同軸デジタルケーブルにオヤイデの銀線DR-510を、USBケーブルにACOUSTIC REVIVEの電源分離型USB-1.0SPを入手するなど、何のかんの結構物入りだったが、久々に試行錯誤を十分楽しむことができた。
 

 現状のVoyage MPD、システムとしてはある程度完成し音もなかなか面白いものになっている。このVoyageだけを聞いているなら、とても明瞭度が高く、高域には艶があり、低域には力強さがあるとても良い音と満足ができる。さらに、コストを考えると「こんなすばらしい音がここから出るとは!!」と驚きが得られる。ただ、比べることが間違っているのかもしれないが、写真左にあるLINN DS AKURATEで24bit96khzや24bit192khzを聞き比べると、感想は「さすが上品でおしとやかなLINN DS」。違いは歴然。昔AKURATEとKLIMAXをこの部屋で聞き比べたことがあったが、その時に感じた差、「KLIMAXの音の落ち着き」これと同じような性質の違いをVoyageとLINN DSとの差として感じた。クラシックを聞くにはやはりLINNは1枚も2枚も落ち着いた音が聞ける様です。明るく力強いVoyageMPD、これにはPOPSなどが良さそうかな。
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最近、Ubuntu Studioのlow-latencyやMPD化など、UbuntuもけっこうVoyageに負けない音が鳴らせる様にも感じ、Voyage MPDを含め、今後これらPCオーディオがどのように進化していくか自分でもとても楽しみになっている。VoyageMPDも電源やバッファー量などいろいろな手法により音が変わりそうなので、また昔のように順次試行錯誤をゆっくりと楽しみたい。